眼科

【診療内容】(すべての疾患について診療いたします)

外眼部疾患
眼瞼の炎症(ものもらいなど)、 眼瞼下垂、逆まつげ、その他疾患
前眼部疾患
結膜炎、アレルギー性結膜炎、翼状片、その他疾患
白内障
点眼治療、手術は日帰り手術、短期入院手術(1泊~)
どちらも選択可能
多焦点眼内レンズを移植する新しい白内障手術も開始しました。
眼内レンズ度数の新しい計算ソフト "OKULIX" を導入しました。
近視(屈折矯正)
フェイキックIOL(Visian ICL)による近視矯正手術
オルソケラトロジーによる近視治療
緑内障
薬物治療、レーザー治療、手術治療
ぶとう膜疾患
ぶどう膜炎など
網膜硝子体疾患
網膜剥離、糖尿病網膜症、黄斑変性症、黄斑円孔など各種疾患
薬物治療、レーザー治療から手術治療まで対応
※その他各種眼科健診(パネルD15による色覚検査も可能です)

【診察時間】

<午前診察>
月~土 午前9時~12時
★当科では簡易的な予約制を導入し、診察待ち時間を減らす取り組みを行っています。
<午後診察(検査予約の方)> ※
月:午後2時~5時
火:午後2時~6時
水:午後2時~6時
木:午後2時~5時
金:   -    (手術につき午後休診)
土:午後2時~4時

※ 午後の受診も予約がなくてもできます。
しかし、検査・処置のため順番が前後しますのでご了承下さい。

☆上記の診療時間、日程は都合により変更することがあります。
初めて受診される方、予約のない方は、電話でご確認されることをお勧めします。

【特色】

当小嶋病院では白内障手術、網膜硝子体手術、緑内障手術などを行っております。手術に重要な診察や検査、治療プラン決定は外来受診時より執刀医自らが行い、できるだけ患者様の希望に沿うように配慮しております。白内障手術は働き盛りの年代のための日帰り手術から、認知症老人のための入院手術まで対応しております。2005年からは切開創の幅が従来の手術より小さい極小切開白内障手術を導入、2009年からは乱視も軽減可能な非球面トーリック眼内レンズの導入など、常に最新の技術の導入を積極的に行っています。また早急な対応を要する網膜剥離や細菌性眼内炎、緑内障の手術などは迅速に対応させて頂いております。

【実績】

2011年の当科の手術件数は259件でした。 内訳:白内障手術 144件、緑内障手術(線維柱帯切除術、線維柱帯切開術など)16件、網膜硝子体手術(糖尿病網膜症、網膜剥離、増殖性硝子体網膜症、黄斑前膜、黄斑円孔、網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性症など)53件、フェイキックIOL近視矯正手術4件、その他(翼状片手術、眼瞼下垂症手術、眼瞼外傷など)42件
手術件数は決して多くはありませんが、手術の件数より"患者さま個人にどのようにしたらよい治療を提供できるか"という点を重視しながら、常にこだわりをもって治療させて頂いております。 これまでにたくさんの人からの喜びの声を聞かせて頂き、私たちも大変うれしく思っております。
極小白内障手術

図1:極小切開白内障手術の眼内レンズ挿入の様子。 白内障は、水晶体が混濁して視力が低下する病気です。
網膜はく離の眼底の様子

図2:網膜剥離の眼底の様子。網膜が本来付着している位置より剥がれてします病態すべてを網膜剥離といいますが、通常「網膜剥離」といえば、網膜の裂孔が原因の、緊急性の高い裂孔原性網膜剥離のことを指します。

多焦点眼内レンズを移植する白内障手術を導入しました

多焦点眼内レンズ ー新しい白内障手術ー

遠近両用眼内レンズである多焦点眼内レンズを挿入する最新の白内障手術について説明いたします。
眼内レンズは人工材料であるためピント調節をすることができません。ですから今までは白内障手術後も老視は治らず、遠用と近用の2つの眼鏡や遠近両用眼鏡が必要でした。しかし若い頃のように遠くも近くも両方見えるようになれたらいいなと思いませんか? その夢に少し近づくのことできるのが多焦点眼内レンズです。

今までの白内障手術との違い

通常の白内障手術(保険適応)
単焦点の眼内レンズを移植します。その場合ピントは1カ所で、手術後は必要に応じて複数の眼鏡を使い分けながらの生活になります。
多焦点眼内レンズを移植する白内障手術(保険適応外)
遠くと近くの2つの焦点を持つように特殊デザインされた多焦点眼内レンズを移植します。多焦点眼内レンズは快適なシニアライフをサポートします。
単焦点眼内レンズの見え方イメージ
単焦点眼内レンズの見え方
多焦点眼内レンズの見え方イメージ
(遠くと近くに同時にピントが合います)多焦点眼内レンズの見え方
手術費用(日帰り)
  • 片眼 ¥330,000
  • 両眼 ¥660,000
     (全額自費負担)
(万一眼内レンズ度数ずれにより手術後に満足な視力が得られなかった場合、条件を満たせば追加負担金なしで眼内レンズ交換を行うようにしています。それは、どんなに精密に眼内レンズを選んでも個人差により度数ずれは起こりうるものだからです。)

多焦点眼内レンズは特殊な眼内レンズです。以下の点を充分理解して手術をお選び下さい。

●多焦点眼内レンズを移植しても、若い頃のように遠くも近くもくっきり見えるようになるわけではありません。また術後全く眼鏡が不要になるという訳ではありません。
●多焦点眼内レンズは夜間に車のヘッドライトがまぶしく見えたり、光の周りに輪がかかって見えやすい特性があり、慣れが必要です。
●個人差により多焦点眼内レンズが不向きである可能性があります。

興味のある方や分からないことがある方は当院へお訪ね下さい。

OKULIXを導入しました。

2010年5月より光線追跡法による新しい眼内レンズ度数計算ソフト "OKULIX" を導入しました。これは光線追跡法という技術を用い角膜形状解析データーからベストフォーカスが得られる眼内レンズ度数を求めるという、これまでになかったタイプの計算ソフトです。今まで正確な眼内レンズ度数の計算が困難とされてきた、過去にレーシックを受けたことのある方の白内障手術において、この "OKULIX" が適切な眼内レンズ度数選択に威力を発揮することが期待されています。

フェイキックIOL
-新しい近視矯正手術- (保険適用外治療)

フェイキックIOLとは眼内に移植する近視を矯正するための特殊眼内レンズです。このレンズを眼内に移植することで、レーシックでの治療が難しかった強度の近視も治療できます。フェイキックIOLは現在注目されている新しい近視矯正手術です。当院採用のフェイキックIOLは、2010年に厚生労働省の承認を受けたスター・サージカル社のVisian ICL です。

フェイキックIOLが眼内に移植された様子。(イメージ)
レンズは虹彩の裏にありますので全く目立ちません。

オルソケラトロジー
-手術をしない近視治療- (保険適応外治療)

オルソケラトロジーは寝ている間だけ専用ハードコンタクトレンズ を装用し近視を矯正する新しい近視治療法です。睡眠中に近視を改善するので日中は裸眼で過ごせるようになります。

近視矯正手術との違い ・手術に伴うリスクはありません
・可逆的治療です(治療をやめれば戻ります)
・コンタクトレンズのつけ外しは毎日必要です
こんな人に向いています ・ 裸眼で過ごしたいが手術はしたくない
・ 職種により屈折矯正手術が制限されている

【メッセージ】 ~ 眼科部長より ~

眼科分野での医療技術の発達はめざましく、今まで治療不能とされてきた疾患の多くは現在では治療が可能になりました。特に網膜・硝子体分野はそのほとんどを可能にしてきました。

今までに視力障害があり、回復不能といわれたことのある方、ぜひ、私たちの病院へお越し下さい。

眼科部長 小嶋 義久

略  歴

  • 1998年 日本眼科学会 眼科専門医認定
  • 2000年 緑内障手術に関する研究で医学博士号授与
  • 2001年 藤田保健衛生大学 助手
  •       小嶋病院 眼科医長
  • 2003年 総合病院中津川市民病院 眼科副部長
  •       藤田保健衛生大学 医学部 客員講師
  •       身体障害者福祉法指定医
  • 2004年 総合病院中津川市民病院 眼科部長
  • 2005年 名古屋大学医学部 臨床講師
  • 2007年 藤田保健衛生大学 医学部 講師
  • 2008年 小嶋病院 眼科部長
  • 現在に至る